視力回復にはメガネやコンタクトレンズでの近視の過矯正に要注意
目はとても大切で体調と密接な関係のありながらも、日々の生活で最も酷使され、視力の低下や目の疲れについても放置されている方は多いです。
また視力の低下は年齢を重ねた方だけの問題ではありません。
最近は環境が変わってきていますので、年齢に関係なくピント調節機能が低下している方は増えています。
視力検査で急激に近視が進んでしまった方など視力にトラブルを抱えているのであれば、視力回復のためのトレーニングを日常の生活に取り入れると良いです。
視力が低下したならメガネやコンタクトレンズで矯正すれば良い、と、安易に考えている方もいらっしゃいますが過矯正のメガネなどはかえって目の負担を増やしてしまいます。
現代社会では近くを見るという場面が多く、遠くを見ることは少ないです。
遠くを見るための視力を基準に考えてメガネやコンタクトレンズを作ってしまうと、近くを見るときには目に負担がかかります。
車を運転するなど必要な場合は別ですが、日常生活においては視力1.0で矯正することも過矯正にあたります。
過矯正になると問題になるのが、ピント調整機能に関わる毛様体筋の緊張です。
過度に緊張させることでかえって視力の低下を招くことになります。
毛様体筋の過度な緊張を防ぐためには、遠くを見る場合に使うためのメガネと、近くを見るためのメガネの両方を作り、場面により使い分けるという方法が実は最も効果的な矯正と言えるのですが、それが現実的かと言うと問題は残りますよね。
治るのであれば、目も視力も正常な状態へ戻せれば、実はそれが最も王道的な視力回復であり、目も体も正常化できると言えます。
100均の老眼鏡を使って簡単に出来る近視の視力回復トレーニング
これ以上、近視を酷くしたくないという方は視力回復のためのトレーニングを生活に取り入れましょう。
やり方は簡単です。
老眼鏡視力回復トレーニング
老眼鏡を毎日10分程度を目安にかけて、目をリラックスさせます。
これだけ。
簡単な方法ですが、日本だけでなく海外でも行われているトレーニングです。
老眼鏡をかけて10分程度、遠くを見るだけですから簡単ですし継続も楽にできます。
過矯正のメガネとは逆になりますので、毛様体筋の緊張をほぐす効果が期待できます。
眼軸の伸びについても抑えることが可能な効果的な方法です。
老眼鏡については、専用のものを作るといった必要がありません。
100均ショップで購入できる程度のものでも効果が期待できますから費用面の心配もなく、簡単に始めることができます。
度数の目安としては、+2.0から+2.5程度のものを選びましょう。
視界がぼやけますが、その状態を作るために利用するので問題はありません。
視界がぼやけた状態のまま、3m以上離れた遠くを見ます。
簡単ですが、それが目にとってのトレーニングとなります。
行う回数は、1日1回程度で大丈夫です。
お風呂上りのタイミングに行えば、血行が良くなっていますから更に毛様体筋の緊張がほぐれやすくなって効果的です。
遠くを見続けることで効果が得られますので、途中で近くを見てしまったり、老眼鏡をはずしたりすると十分なトレーニングができません。
つけたり外したりを繰り返しながら10分間行うのでは意味がなくなってしまいますので、その点には注意しましょう。
仮性近視や子供には特に効果的な老眼鏡トレーニング
この視力回復トレーニング法は、子どもや仮性近視の方には特に効果が期待できます。
視力が低下してきたばかりの小学生や中学生といった方に得に効果が期待できますので、お子さんの視力低下が気になっているのなら試してみるとよいです。
もちろん、大人にも効果はあります。
目の疲れをとったり、近視の進行を抑えるといった効果はもちろん、視力の改善にも効果は期待できますので根気強く続けてトレーニングを行うとよいですね。
老眼鏡を使った視力回復トレーニング法は、視力が低下し始めたばかりの状態では特に効果が高く、大人にも効果が期待できる簡単なトレーニング方法ですが、継続することが大切です。
気になる方は100均ショップのもので良いので老眼鏡を購入し、なるべく早く始めてしっかり継続してみてはいかがでしょうか。
他にもめがねを使った視力回復トレーニングはあります。
老眼鏡は目をリラックスさせることは大事なトレーニングですが、逆にピンホールから除くという事で集中させるトレーニング法もあるのです。
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