目が疲れたと感じた時に効果的な主なツボとマッサージ方法
目が疲れたと感じた場合は、周囲にあるツボをマッサージすることで解消できます。
ツボは東洋医学で発展した概念で、疲れと関係する部分を押すと改善が行えます。
基本的には痛く感じない力加減を探って、優しく指で押し込むすることがポイントです。
まゆ頭から数えて2、3ミリ下の窪みは、東洋医学で天応と呼ばれています。
親指の腹を当てて小刻みに動かすように、右回りや左回りでマッサージしましょう。
じんわりとした感覚が得られたら、血行が改善されて疲労回復に向かいます。
清明は目頭内側にあって、人差し指と親指で挟み込むようにマッサージするやり方がコツです。
ポイントは上下にマッサージすることで、こちらも血流が改善したりかすみや疲労感が軽減されます。
四白は黒目を中心に真下3センチほどにある、大きく窪んだツボです。
人差し指で軽く押さえつつ、円を描くようにマッサージするとじんわり感が得られます。
いずれも力任せに押すやり方は逆に作用しますから、最初は気持ち良い力加減を探してみることが大切です。
休憩時に指で押したり撫でるだけでも、疲れを解消できる可能性が高まります。
他にもある疲れ目に効果的なマッサージのツボ
他にもツボは複数あります。
・こめかみにある太陽や黒目真下の承泣
・眉中央にある魚腰
・目尻から数えて小指ひとつ分横には瞳子膠
・眉外側にある端の窪みは糸竹空
・攅竹は眉内側端にありますから、これらも一緒にマッサージすることが、疲れを解消するポイントとなります。
マッサージを行う際は、予め肩や首をほぐして血流を良くしておくと、引き出せるツボマッサージ作用が高まります。
掌同士を擦り合わせて、両眼に当てて準備しておくことが更に理想的です。
一方で注意点としては、決して眼球自体には触れないで、周囲にある骨や筋肉に留めることです。
眼球が圧力を受けることは危険ですから、押したりマッサージする場所を良く考える点が重要です。
マッサージは一ヶ所を数秒押したり離す感覚で、順番に押して回ることが疲れ解消に繋がります。
繰り返し挑戦してやりやすい順番を決めておくと、短時間でも効率的にマッサージできるようになります。
最後に合谷を押して終えれば疲労解消マッサージが完了します。
合谷は手の甲、親指と人差し指が交わる間にある窪みを指します。
疲労感が蓄積している時は、軽く押しただけでも疲労を感じたり、飛び上がりたくなるほど痛む場合があります。
無理をさせて血流が悪くなっていたり、休憩した方が良いという合図ですから、一休みして各部を順にマッサージするとリフレッシュできます。
マッサージも良いですが、まずは疲れ目の原因を知る事からはじめてみましょう。
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