目の疲れを我慢してそれでもまだパソコンでの作業を続けていたら頭痛がしてきた、という経験をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。
目の疲れが頭痛を引き起こすのか?
頭痛には様々な要因で引き起こされるものがありますし、中には大変重要な障害を引き起こすものもありますので、このサイトでは大きな病気になる前の、長時間のパソコン作業をしていた事が原因だろうと思われる「なんか頭痛い」と感じる症状について考えてみたいと思います。
それは目の疲れにも関連して起こる頭痛とも言えますので病気になる前に気がついた、感じた、という時点で対策したいものですね。
長時間のパソコン作業でおこる体の変化と目の疲れ
パソコンの作業とは、同じ姿勢で継続して行われる作業という事がほとんどですから、体全体が緊張し筋肉が凝り固まっている状態という事が言えますよね。
同時に同じ場所(パソコンのモニター画面)をひたすら見つめ続けているわけですから、体のみならず目の筋肉までもが緊張した状態が続き、目の筋肉も凝り固まった状態になりやすいと言えます。
この状態が続くとどのような変化が体に生じるのか?
血液の循環が悪くなる事で血行不良の状態になっていき、それが頭痛であったり諸々の障害に繋がる原因の1つになります。
目が疲れる理由にはいくつもの要因はあるのですが、血行不良は目の疲れの大きな原因の1つと言え、これを緩和するために"温める"、"ストレッチ、体を動かす"などの対策が言われているのです。
長時間のデスクワークでは、肩や首が痛くなりますが、これも同じで血行不良による症状が出てきたからコリという症状になるわけですね。
目の疲れを最初に意識するのは、そこから多くの情報を獲得するという事もありますし、目を支えるための筋肉はとても細く繊細なので、これを同じ状態に支えることはかなりの筋肉を使う事となり、これによってまず目が疲れるという事になるわけですね。
そして、さらに同じ状況が続くと今度は血行不良が頭に影響を及ぼすようになってきて、頭が痛いという症状にまで及んでしまうのです。
血行不良で最も影響を受けるのが頭
頭は膨大な数の毛細血管が張り巡らされているので、ここに血液が十分に届かなくなると、細胞が酸素不足や栄養不足の状態に陥ってしまい、痛みを意識する事にまでなってしまうわけですね。
子供のころとかに、やんちゃをして頭を怪我したり、という経験を持つ方もおられると思いますが、頭を怪我したりすると、予想以上に沢山の血が出てきてびっくりした!なんて経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
これはそれだけ多くの血液が頭には必要とされるからであって、集中しているためと言えます。
つまり、同じ姿勢で同じ場所を見つめ続けるという状況が、筋肉の緊張状態を作り出し血行不良という状態が生じ、それにより必要なだけの血液を頭に送ることが出来なくなったために、血液循環の悪くなった箇所へ障害が出る、つまり足の痺れや肩、首のコリ、そして頭痛までを引き起こしてしまうということです。
目の疲れのその窓口の1つの役割を果たしてしまっている、これが今回テーマとしている、長時間パソコン作業を続けていたことで起こってしまった目の疲れと頭痛の根本的なプロセスと言えるのです。
ほんのちょっとの気遣いで改善できる血行促進術
血行不良が原因であるならば、単純に考えますと血行不良にならないようにすれば良いわけですよね?
という事はパソコン作業をする時には体の柔軟などの運動やストレッチを合間合間に挟むようにする事と、一定間隔で目を休め、軽い目のストレッチを織り交ぜてみたり、目を温めて血行を良くしてあげる事を心掛けていれば、このような症状は回避できるということになります。
特に目に疲れを意識するようになれば、それは血行不良の初期症状と考えることが出来ますから、まずはこの時点で血行不良が起き始める状態にあると事を認識して、ストレッチのような事をまずするようにしましょう。
目が疲れたので目だけを休めるというのではなくて、目は閉じて休めると同時に体を軽くゆっくりと動かして体の血液を全身に送り届けるように意識をした運動をする事が大切です。
-
-
疲れ目解消!生活習慣を見直して目の疲れをとる方法
疲れ目の解消方法を日常生活の中で見つけておこう 近年はパソコンやスマートフォンなしで生活を送ることは考えられず、それに縛られた生活を送りがちです。 そうなると目の疲れを無視することはできず、疲れ目に悩 ...
続きを見る
特に長時間の作業をする場合には体が疲れる前にする事が大切です。
パソコン作業者に多いと言われている「緊張型頭痛」
実際に目の疲れから頭痛にまで発展しているようなケースですと、一度痛みを感じるような事があると、既に細胞の栄養や酸素が不足の状態にあると考えられますから、その状態で少々ストレッチをしたところで殆ど効果を感じることは出来ないかもしれません。
特に長時間のパソコン作業が続き、目が疲れたと感じている最中で頭痛にまで発展しているようなケースですと、そこは素直に体を休め、血行を行くするように温めたり、軽いストレッチなどで筋肉の緊張をほぐしてあげることが大事です。
周りがそのような状況を理解して挙げられる環境も大事ですね。
ここで言う、パソコン作業者に多いといわれている頭痛が「緊張型頭痛」と呼ばれる頭痛になります。
緊張型頭痛の特徴:
・頭全体が重く、ぎゅ~~っと締め付けられるような痛みが継続する
・目の奥のほうの痛み、首や肩のコリが伴う
・殆ど毎日のように発生する
逆にこれ以外の症状が出ているような場合ですと、それは長時間のパソコン作業とはまた別の原因によるものが考えられますので、病院へ行き診察を受けるのが良いですね。
基本的には体が症状を感じる前に予防的に体を動かして血液の流れを良くすることを常に意識することが肝要となるでしょう。
長時間の作業であっても合間合間に適切にストレッチを入れたり、休憩を挟んだりすれば、それほど疲れを感じる事無く頭痛のような事を感じる事無く作業をする事も出来るものです。
不足しがちな栄養素を効果的に補給していくことで疲れにくい体質作り
長時間のパソコン作業は、作業自体は単調でそれほど大きな負荷がかかる作業では無いように思われがちですが、実は体も目も大きな負荷のかかった状態を自ら作り出してしまっている、と考えるべきかもしれません。
特に体や目の痛みが慢性化してしまうと、もはや1人の力で解決するのではなく、病院での対処となります。
そのような事になる前に、日頃から運動をしたり、目を休めたりと言った習慣を身につける事が大事です。
何よりも基本的な体力作りであったり、健康な体作りは最も重要であると言え、不足しがちな栄養素を積極的に摂取していくことで、"疲れにくい"体を作り出すことが、実は目の疲れや頭痛を未然に防ぐ効果的な対処法とも呼べそうですね。
特に食事について、目という視点より解説した記事はこちらになりますので、併せてお読みください。
-
-
目の疲れを解消する食べ物とは?
目の疲れを解消する食べ物としてどのような素材が効果があるのかを、以前まとめましたが、それを更にまとめた第2弾として書いてみたいと思います。 以前書いた記事はこちらです。 ブルーライトに関り、調べたり、 ...
続きを見る
バランス良く食事を採る事がとても大事であると言えるのですが、必要とするだけの栄養素を食事から摂取するのは、かなり困難であったり、結果として費用も大幅に高くついてしまう事になります。
それならば良質なサプリメントより必要な不足しがちな栄養素は補給しようと考えたほうが、余程効率が良いと考えられるのです。
上記紹介している記事の中でも紹介していますが、数あるサプリメントの中から、特におすすめしたいサプリメントをこちらの記事で紹介しています。
-
-
パソコン作業の目の疲れつらい肩こりに対処できるおすすめサプリ
パソコンに向かう時間が長い人は、気付かないうちに目の疲れが溜まってしまって視力にも影響が出しまうほど、目に影響を及ぼしている人も多い事でしょう。 当然の事ながら、目が疲労すると言う事は、そのまま肩こり ...
続きを見る
自らを実験台としてサプリメントを飲み続けてきた中で、これはと思ったものが殆どですから、是非試して頂ければと思います。
但し、効果については私の主観です。
それに飲んだサプリメントの数も、全てではありませんので、その中でも厳選したものだけをまとめているのがこちらのサイトです。
参考にしていただければと思います。