ピンホール現象を使ったメガネで目を良くすることができる
目が悪くなるというのは、遠いものと近いもののピントを合わせる機能、特に毛様体筋という筋肉の力が落ちてしまっていることを指します。
特に遠いものにピントを合わせることができなくなると、ぼやけた視界になってしまうのです。
ところが、針の穴のような小さな穴からのぞくと、裸眼では見えないような遠いところでもはっきりと見えるものです。
これはピンホール現象と呼ばれていて、光がすでに針の穴によって収束された状態で入ってきますので、毛様体筋を使わなくてもピントを合わせることができるという仕組みです。
このピンホール現象を使い、小さな針の穴のような穴を開けたアイマスク状をメガネにかけることで、より遠くを見ることができるようになります。
毛様体筋を酷使しなくても済みますので、筋肉が柔らかくなり血流が改善されるという効果があります。
また、緊張状態が緩和されて状態が続くことで、筋肉の収縮調節機能が戻ってきて視力回復に役立つというメリットもあります。
さらに、よりリラックスした状態で物を見るようになりますので、まばたきが自然と増えてドライアイが解消されていくというのも、視力の回復に貢献する一つの理由ですね。
効果的なトレーニングを組み合わせることで目を良くすることができる
単にこのメガネをかけているだけでもケアができますが、視力回復という視点で考えますと、視力の回復のために考案されたトレーニングを実施することで、より効果的に目を良くすることができます。
これは目が良くなると言うよりも、毛様体筋の筋力が戻ってくることで、ピント調節機能が戻ってきて、それが視力回復へつながると言う事ですね。
つまり、遠近のピント調節機能を高められるように、その眼鏡をかけたままで遠くと近くを交互に見る、専門に用意された画像を注視するなどの方法でトレーニングを行うことで、視力回復へつなげられるというわけです。
また、正面だけを見るのではなく、上下左右に眼球を動かしながら見ることで、眼の周りの筋肉のストレッチを行うと共に、筋肉を鍛えることができるようになります。
そのために、ピンホール眼鏡の中には上下左右に十字に穴が開けられているものもあり、このトレーニングをしやすくしています。
もし、きちんとトレーニングをしたいというのであれば、このタイプの眼鏡を選ぶと良いでしょう。
ピンホールメガネを使った視力回復トレーニングには専門の正しい方法で行いましょう
ピンホールメガネはしっかりとしたフレームがありプラスチックで作られているものもありますし、インターネットでモデルをダウンロードして自分で印刷して気軽に作れるものもあります。
どれも基本的な機能は一緒ですので、まずは気軽に試せるものからやってみるのも良いでしょう。
しっかりとした作りの物は、トレーニングのための画像が一緒にテキストとしてついてくることが多いので、より本格的に訓練できます。
現在紀伊国屋の視力回復本でランキング入りしている、ピンホールメガネを使った視力回復トレーニング本もあります。
これ、実はピンホールメガネ付きで売っているんですね。
マニュアルとセットになっていますので、お試しとしてはコスパが良いのではないでしょうか?
Amazonと楽天でピンホールメガネを調べた結果と、マニュアル本についてこちらにまとめてあります。
ピンホールメガネについては、こちらの記事にも書きましたので、併せてお読みください。
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視力回復用のメガネの効果って口コミではどうなの?
イマイチ効果が出ないという口コミの多くはただ使っているだけのケースに多い メガネに小さな穴が開いていて、そこから見ることによってピント調節機能を高める効果があるピンホールグラスは、口コミではかなり賛否 ...