視力が悪くなってしまうことを予防することは自分でできないと考えている方も多いようですが、目のトレーニングを繰り返して行うことによって視力の低下を防ぐことは可能です。
勿論、視力が改善する可能性もあるため、特にメガネやコンタクトレンズを使用している方であれば、どこでも出来る簡単な目のトレーニング方法を覚えておいて損はないと思います。
視力回復の方法としては行うことは、目のピント調節力を鍛えて改善を試みるものです。
道具や何かを購入する必要もないので、費用も掛からずその場で行うことができます。
遠近トレーニング法をマスターしよう
まずは遠近トレーニングと呼ばれる近くから遠くへ、遠くから近くへ視点を合わせながら見つめる方法です。
やり方としては、裸眼の状態で人差し指の先端を見つめて行います。
最初に人差し指の先端を目から15センチほどの位置に置き、両目で数秒見つめます。
その後、徐々に腕が伸びきるまで指を離していきましょう。
腕を伸ばし切った後に数秒間、指の先端を見つめて、今度は目から15センチほどの位置に戻していきます。
こちらを繰り返すことによって目のピントを調節する筋肉を鍛えることができ、視力が改善できる場合もあります。
慣れてきたら、腕を伸ばしきってから、更にその空間の中で一番遠くまで視点を移動してみましょう。
遠くを見た状態で数秒見つめてから、視点をゆっくりと腕を伸ばした状態の指先へ戻します。
そしてそのままゆっくりと指先を目から15センチほどのところまで戻す、ここまでで1セットとなるトレーニング方法です。
特に老眼の予防にもなるため、若い方にもこちらのトレーニングはおすすめです。
朝と昼、夜の3セット~5セット程度を目安にすると良いですね。
こちらの記事でも簡単に出来る目のトレーニング方法について書きましたので、併せてお読みください。
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指だけでなく、ボールペンなどの先端があるものであれば道具を使用しても大丈夫です。
それから、ミヤネ屋で紹介された方法も、遠近トレーニング法になりますので、要は視点を合わせたまま近くを見て遠くを見るという目の筋肉を動かす事で、ピント調節機能を鍛えるトレーニングですから、どちらの方法でも目的は同じです。
但し、目が疲れている場合やトレーニングを行っている最中に目が疲れてしまったり、痛みを感じる場合は少し控えたほうが良いでしょう。
仕事の合間でと思われた方もいるかと思いますが、目が疲れた状態でトレーニングを行うのは逆に目の負担になってしまう場合もありますから、仕事の合間ではむしろ目を休める、あるいは目のコリを取るような方法をしてみるのが良いですね。
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例えば、1時間仕事をしてから遠くを見る、職場であれば目薬も効果的でしょうし、眼球をぐるぐる回したりして、目の筋肉をほぐす行為は良いのですが、同じ遠くを見るという行為でも、遠近トレーニングの場合はピントを合わせた状態で近くから遠くを見るというものですので、似ていても目の負担は大きく異なるのです。
外眼筋のトレーニング方法
さらに効果を高めたいという場合には、外眼筋を鍛えてほぐすことができるトレーニング方法があります。
こちらはピント調節力を鍛える方法と同じく、指先を使って行います。
やり方は、指の先をゆっくりと上下左右に動かし、目だけで追います。
顔を固定しないと顔も同時に動いてしまいやすいため、眼球を動かすという事を意識して、顔は動かさないことが大事です。
外眼筋を鍛えることによって視力低下の予防と目を疲れにくくさせる効果があり、これは遠近トレーニングとは違う筋肉を鍛えることを目的としています。
ペットボトルのキャップを使ったトレーニング
外眼筋を鍛える方法は他にもあり、使用するものは指ではなくペットボトルのキャップとなります。
ペットボトルのキャップを床に落とし、目だけで位置を追うものです。
こちらも顔を動かしてしまうと効果が落ちてしまうため、顔を固定して行うことがポイントです。
これらのトレーニングを行うのと同時に、視力が低下してしまう原因について考えなければなりません。
ほとんどの方に当てはまる原因は、近くのものを長時間見続けることにあてはまります。
パソコンやスマートフォン、読書をされる方は、1時間に1度は遠くを見て目を休めるとか、眼球をぐるぐる回して目のコリを取るような方法で、スッキリさせるようにしましょう。
トレーニングは目を休めることとは違いますので、継続して行う事が大切です。
トレーニングを1人で継続的におこなう事は、根気もいる事ですし、途中不安に駆られてしまうこともあるでしょう。
今回ご紹介したトレーニング法を、画面を見ながらキャラクターと一緒に楽しく実践できるプログラムがあります。
このようなプログラムを活用し視力回復トレーニングのカリギュラムに従い日々のトレーニングを行う事が、実は最も早く効果を出せる方法にも繋がります。
日々のトレーニングを実施し、なかなか思うように視力が回復しない、と感じられる人は、このようなプログラムを活用することも有効な手段ですよ。