目の疲れは体の体調不良と密接な関係があります
パソコンやスマホを使用することが当たり前となった現代では、疲れ目に悩んでいる人は数多く存在します。
仕事で1日中パソコンを使用したり、夜寝るまでスマホを片手に操作していたり、画面を見続けることで目は酷使されているのです。
疲れ目をそのまま放置していると、体に不調を引き起こすことが考えられます。
人間の体は全てが繋がっていると言っても良いほど密接な関わりを持っているからです。
酷使することでピントを合わせる役割である毛様体筋がこわばってしまい、眼球を動かす外眼筋も硬直してしまうと全身にある筋肉がかたまってしまうことで、例えば頭痛や肩凝り、吐き気といった症状を引き起こしてしまいます。
また、体に不調を感じるだけでなく、イライラといった心に関する不調を感じることも考えられます。
効果的なアイパックによる疲れ目の解消方法
目の疲れを解消させるには、アイパックが効果的だといえます。
特にホットパックとアイスパックを交互に行うことによって、より効果を高めることが期待できると考えられています。
その理由はというと、ホットパックには血管を拡張させる効果があり、反対にアイスパックには血管を収縮させる効果があり、交互に行うことで血行を高めることができるからです。
アイパックは手軽な方法で行うことができ、自宅でケアすることが可能なため、日課にすると疲労をため込まずにいられます。
最も簡単なアイパックの作り方と活用法
ホットパックを行う最も簡単な方法は、レンジや湯で温めたタオルを使用する方法です。
美顔器などといった専用器具を使用しなくても、自宅で用意できるタオルを温めれば手軽にホットパックを行うことができます。
温めたタオルを目元に置くことで血行が促進され、疲労を軽減させることが可能となります。
一般的には、50~55度程度の湯で温めたタオルを5分程度置くと良いでしょう。
アイスパックは冷水に浸したタオルを使用し、ホットパックと同様に5分程度置きます。
ホットパックとアイスパックを交互に行うことで、血管が拡大と収縮を繰り返すことで新陳代謝が促され、疲労回復に効果的だといえます。
但し、本当に疲労しきった状態でいきなり温かいタオルから冷たいタオルへ切り替えますと、最初のうちはかなり目が驚いてしまいます。
徐々に慣らしていくくらいの感度で試してみてはいかがでしょうか。
ちょっとした心使いの継続で目の疲労回復を
ビジネスシーンでもパソコンや携帯電話を使用することが当たり前になっている社会において、全く使用しないということは難しいですが、使用する時間を決めて惰性でいつまでも使用しないようにするなど、少しでも眼精疲労を軽減させるために注意が必要といえます。
そして、疲労をためずに当日中に解消させるために、ホットパックとアイスパックを有効活用することは、目の疲労回復にはとても良い事です。
タオルがあれば簡単にパックができるため、すぐにでも取り入れることが可能です。
あるいは、花王から発売されていて、今ではドラッグストアやホームセンター等、多くの店舗で見かけるようになりました、「めぐリズム 蒸気でアイマスク」というホットパックも販売されています。
これは封を開けると約10分間、目を暖めてくれる使い捨てのホットパックですが、出張などの移動時や睡眠前などに使うと、とても目が楽になりますよ。
1つあたり80円~100円計算になりますが、おすすめします。