眼にうるおいを与えるのはとても大事なポイント
現代人の生活というのは目の疲れを溜め込むスタイルと言えますね。
仕事ではずっと同じ姿勢でモニターを注視していますし、プライベートでも常にスマホやテレビを見ていて、眼を休める時というのはほとんどありません。
そのため、当然のこととして眼精疲労が急速に進んでしまうのです。
眼精疲労が生じる理由はいくつかありますが、眼の乾燥は目の疲れを悪化させる大きな原因です。
ドライアイという言葉はこのサイトをご覧になられている方ならばご存知かと思いますが、多くの目の障害に通じる根本的な原因の1つとも言えます。
パソコンなどをずっと見ているとまばたきが急激に減ってしまうため、角膜に供給される涙の量が減って疲れやすくなるのです。
また、眼球の水分量が減るとピント調節をする動きが鈍くなってしまい、かすみが出てきてより疲労感が増します。
そこで、これら全ての眼精疲労を解消する方法として、まず常に覚えておくべき疲れ目解消方法の重要な課題が「眼の保湿」である事を覚えておいてください。
どのような方法であったにせよ、「目の保湿」を怠らないことは、そのまま目の障害を最小に食い止める第1歩と言えるのです。
目の保湿が眼精疲労対策には最も重要なこと
まずは、意識的にまばたきをするようにする、パソコン作業をしている時に、15分間に一度は画面から離れて眼をつぶって潤いを与えるというやり方が効果的ですね。
1時間に1回はパソコンから離れて、遠くを見たり、体全体を軽くストレッチしたり、そういうインターバルを入れていくことは、とても効果的な眼精疲労対策と言えます。
また、涙液タイプの点眼薬を使って、積極的に水分を与えるというのもぜひ取り入れたい解決策です。
一般の点眼薬でもいいのですが、刺激が強くて毎回差すのには向いていないものもありますので、必要に応じて眼科の診断を受け、自分に合った点眼薬を処方してもらうのが最も確実と言えます。
大事なのは水分の供給ですので、刺激の強さがそのときにはすっきりするように感じるかもしれませんが、長い目で見ると涙液タイプの刺激が少ないものの方が、使いやすく感じてくるはずですし、効果的と言えます。
直ぐに解消したいという時もあれば、長期的に眼精疲労を解消していきたいという人もいるかと思いますが、どちらに重点を置くかで使用する点眼薬は変わってきますので、長期的に使えるものを優先して購入されることをおすすめします。
眼の周りの血行を促すのも効果的な方法
水分と共に大事なのが、眼の周りの血行を促すということです。
眼の周りの筋肉が凝り固まってしまうと、血行が悪くなってしまい、さらに筋肉疲労が悪化します。
それがさらなる眼精疲労や視力の低下を促します。
そこで、疲労がたまる前に血行を促すようにしましょう。
ここでできることとしては主に二つあります。一つはマッサージによってコリをほぐし、血の流れを良くすることです。
ツボを押したり全体的に優しく手のひらでもんだりして、マッサージをすると良いですね。
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また、眼の周りを温めるというのも、筋肉のコリを解消するために優れたやり方です。
電子レンジなどで温めた濡れタオルを眼の上に当てるなどが代表的ですね。
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目の乾燥は目が悪くなる大きな原因の一つ 目が悪くなる原因の一つとして、現代で大きな問題となっているのがドライアイです。 エアコンをかけた室内にいることが多くなっているため、またパソコンなどでの作業が多 ...
また、アイケアグッズの中には繰り返し電子レンジなどを使って温めた後、同じように目元に置いて血行促進ができるものもあって便利です。
有名どころでは、「めぐリズム」と「あずきのチカラ」という商品があります。
こうしたやり方で常に眼の周りの筋肉をほぐし、リラックスさせるようにしてください。
疲れがたまってからやってもなかなか良くなりませんので、眼精疲労を感じる前に予防策としてするのがベストです。