長時間パソコンで仕事をしている人にとって目の疲れを感じる事はいたって日常的な出来事ではないかと思います。
仕事なのでパソコンでの作業を止めるわけにもいかず、目の疲れが蓄積すると頭痛になる事もあり、とても辛いものです。
そんな時に仕事の合間で軽くおこなうことが出来て、即効性のある方法と言えばやはりツボですよね。
頭痛も伴う目の疲れには定番のツボを覚えておこう
目の疲れからくる頭痛の治し方には、マッサージをするなど色々ありますが、ツボに刺激を与えることで改善することもあります。
緊張性頭痛と言われる持続性のあるものは、長時間同じ姿勢で作業をすることで肩の筋肉が凝ってしまい、疲労が蓄積して神経を刺激して、頭痛を引き起こします。
痛みを緩和するには目や頭のツボを刺激する事で改善することが期待できます。
定番のツボその1「風池」
まずは眼精疲労を改善するためのツボは風池(ふうち)です。
後ろの髪の毛の生え際を首の中心から外側へなぞって、上を向いた時に止まる場所にあります。
押し方は、両手で頭を抱えるように抑えて両方の親指で風池のあたりを、気持ち良いと感じるところを押します。
そこを起点として徐々に上にあがりながら親指で頭全体を押します。
こちらに風池のついて記事を書いていますので併せてお読みいただけるとより解りやすいと思います。
-
目の疲れに効くツボ風池を押してみる
風池のツボを使って眼精疲労解消や肩こり、首のこりを解消する 毎日パソコンでの仕事が多いと、目の疲れや肩から首、頭にかけての重みや不快感、痛みというのが慢性的に起こってきますよね。 適度に休息するなどの ...
続きを見る
結構肩が張り過ぎてしまっていたりすると、腕を上げるのが辛い場合もありますので、風池を押さえたら頭を親指に押し付けてあげるような感じで押してあげると良いですよ。
定番ツボその2「太陽」
眼精疲労のツボは他にも太陽点があります。
指を目尻から外側に水平になぞった時に凹みがある部分がありますよね?
眼球が収まっている骨の部分?を更に外側へなぞっていくと一度凹みを通過すると思いますが、その凹みが「太陽点」と呼ばれるツボになります。
この太陽点を押すことで眼精疲労だけではなくて、片頭痛にも効果的と言われています。
パソコン作業などデスクワークの最中などに目が疲れた時に、両方の親指か中指を使ってゆっくりと力を入れて押してみましょう。
結構痛いのではないでしょうか?
ここはやりすぎてしまうと揉み返しも心配ですので、あまり何度も強く押しすぎる必要はありませんので注意します。
定番ツボその3「承泣」
目の下にもツボはあります。
目の疾患やドライアイなどにも効果が期待できます。
目の下には承泣(しょうきゅう)というツボがあり、目の真ん中で正面を見て黒目の下にあるツボです。
承泣を押すだけでも良いし、骨に沿って下まぶた全体を押しても良く、ここは名前の通り泣くときに涙が通る部分なので、目の疾患やドライアイにも効果的なツボです。
座ったまま簡単に押せるツボなので、パソコン作業中に目が疲れたと感じる時に気軽に押すと良いでしょう。
疲れ目を解消するツボについては、こちらの記事でまとめてありますので併せてお読みください。
-
目が疲れたと感じたら?疲れ目を解消するツボのマッサージ方法
目が疲れたと感じた時に効果的な主なツボとマッサージ方法 目が疲れたと感じた場合は、周囲にあるツボをマッサージすることで解消できます。 ツボは東洋医学で発展した概念で、疲れと関係する部分を押すと改善が行 ...
続きを見る
でも、あまり強い力で何度も押し続けると肌にあざが付くので(私の経験上)そこまではやりすぎですから注意してくださいね。
頭痛を伴うような目の疲れまでいかないような日常生活の改善
ツボ押しも勿論効果が期待できますが、まずはそこまでの疲れを蓄積させないためにも、日常生活の中でできる事もあります。
以下の注意ポイントで自分が該当しそうなものがあれば、まずはそこから改善してみるのも手ですね。
注意ポイント
- 視力が悪い場合、眼鏡やコンタクトレンズの度数が合っていますか
- 眼科で半年に1回程度の視力チェックをしていますか
- コンタクトレンズの装着は1日12~16時間以内にしていますか
- パソコン画面や書面から最低でも40cmの距離を保つよう心掛けていますか
- パソコン作業に際ブルーライト等をカットするような対策をしていますか
- パソコンで作業中に休憩時間を取ることを忘れていませんか
大体こんな感じだと思うのですが、これだけ気をつけただけでも、目の疲れは軽減しますし、頭痛になる前に目を休めることが出来るようになるのではないでしょうか。
これらのポイントについては、このサイトで一通り記事を書かせていただきましたので、是非参考にされてください。
それでも疲れが酷いならばグッズやサプリメントを使った対策も効果的だと知ろう
注意ポイントでは、日常的に気をつける事を簡単にまとめましたが、例えば、パソコン作業に際はブルーライトをカットするPCメガネをかけるのも目への負担を大幅に軽減できますし、一定作業をする都度、目薬を使うのも効果的です。
パソコンで作業中の休憩時間についても、目安を1時間に5~10分程度と決めて、途中蒸気ホットアイマスク等で目を癒してあげるのも効果的です。
勿論、日常的に食生活の見直し睡眠を十分にとるようにすることも大切なことです。
目の疲れからくる頭痛は、頭が痛くなる前の眼精疲労時に疲れを取ることが良い選択ですので、まずはツボ押し等、作業の途中で簡単にできる事からはじめてみてはいかがでしょうか。
都度リフレッシュ出来て気持ちの面においても効果的ですよ。
ツボ押しだけではなく、日常生活の中で改善することで目の疲れを取り除くこともできますから、今回はまず定番の3つのツボを覚えて頂き、頭痛を感じる前に、目が疲れたと感じたら試してみてください。
そして、特にパソコンで作業をされる方には、やはりブルーライトカットメガネはおすすめしたいところですので、疲れ目対策の一環として、私の厳選グッズをこちらのサイトで紹介していますので、是非ご覧になってみてください。