パソコンに向かう時間が長い人は、気付かないうちに目の疲れが溜まってしまって視力にも影響が出しまうほど、目に影響を及ぼしている人も多い事でしょう。
当然の事ながら、目が疲労すると言う事は、そのまま肩こりという体の疲労へも繋がりますので、「目、肩、腰」は比較的セットで言われることも多いですよね。
実際、私自身としても知れば知るほどに目は目だけの問題では無いのだと言う事を実感しています。
少しでも疲れを感じたらその都度対処することが有効であり、それには様々な方法がありますが、それらは他の記事に譲るとして、定量的に補給していくことで体質を改善または維持していく為におすすめな方法の1つがサプリメントです。
特に目の疲れからくる肩こりへは、あるサプリを取り入れると予防を行なうこともできますので、効率の良い対処法と言えるのです。
目の疲れからくる肩こりへの対処にはルテインサプリメント
サプリでおすすめなのは、ホウレンソウやブロッコリーのような緑黄色野菜に含まれているルテインであり、元々目に存在しているカルテノイドの一種ですので安全性にも問題はありません。
なぜこの成分が良いのかというと、ブルーライトなどの有害?な光から網膜を守ってくれる成分だからです。
ブルーライトを有害と言ってしまうには少々無理はあるのですが、少なくとも自然に溢れるブルーライトではなく、人の手によって作り出されているブルーライトを必要以上に浴びることは有害と言えます。
パソコンを見る時間が多い人はブルーライト対策が必要なことは、既にこのサイトでもくどい程言い続けていますが、ブルーライトカットメガネをつけたり、目薬で対策するだけでは、体質改善的な視点で言うならまだ対策が足りません。
ルテインを取り入れると何が良いのかと言うと、紫外線やブルーライトのような目に強い刺激となる波長域の光から、水晶体及び網膜細胞を守ってくれるのです。
ブルーライトが網膜へ届いてしまう光であることは既に述べてきましたが、このルテインと呼ばれる黄色の色素がこれを直接受け止める事でダメージを吸収しているのです。
ルテインが抱える人間にとって厄介な問題
ところが、このルテインと言う成分(色素)にはやっかいな問題があります。
人間の体は本来これだけ沢山の人工ブルーライトを浴びることなど想定して創り出されていないのです。
その問題点とは、まとめるとこの2点ですね。
ルテインのやっかいな問題点
・人間の体内で生成することができない成分である事
・40代に入ると自然と減少していってしまう成分である事
つまり何もしなければ補給されることは殆ど無いくせに、特に40代以降の目の健康にとっては、まさしく今の時代には”必須”ともいえる成分だという事です。
実際に年齢を重ねると増えてくる黄斑変性症や白内障などの目の病気についても、このルテインが減少してくると起きやすくなると言っても過言ではないでしょうから、ホウレンソウやブロッコリーをひたすら毎日食べ続ける事が出来ないのであれば、サプリでの補給はとても重要と言えるのです。
同時摂取が望ましいベリー系サプリメント
このルテインと同じくらい有名なのはアントシアニンであり、これはカシスやブルーベリー、アサイーなどのベリー系に含まれているフラボノイドの一種です。
摂取すると網膜にあるロドプシンの再合成を促しますので、眼精疲労が自然と回復できますし、網膜の保護にも優れた効果を発揮します。
また、ベリー系は目に良いといったイメージをお持ちの方も多いと思うのですが、実はベリー系が持っているアントシアニンが凄いのは、血管を保護する作用や抗酸化作用に優れている点ではないでしょうか?
つまり生活習慣病による疾病の予防になりますし、アンチエイジング効果が優れていると言っても過言では無いのです。
アントシアニンはサプリの成分としてとても有名ですので、日本であれば「疲れ目対策用」等のキーワードで検索しても多くの商品を見つけることが可能です。
最もアントシアニンを探しやすいキーワードはみなさんが良く知っている「ブルーベリー」ではないでしょうか。
ルテインとアントシアニンをバランス良く配合したおすすめサプリ
ルテインとアントシアニンを配合したサプリメントは、少し調べてみると当然の事ながら沢山あります。
これらルテインやアントシアニンは代表的な成分であり、目の疲れ対策を行なう時には最初に選択肢としてあげられるからですね。
どちらかの成分がメインに含まれていて、その他のサポート成分によって相乗効果が得られるようになっているものが多いので、効率よく体内へ吸収していくのなら、ルテイン、アントシアニンがどちらもバランス良く配合されたサプリを選択していくのが良いのですが、その選択肢が多すぎて迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
もちろん私もどれが自分に合うのだろうか、1ヶ月程度ごとに切替ながら試してみました。
知識は身につきましたので、後は実際に購入して試してみないと机上の数値だけでは実感がわからないからです。
私はルテインについて専門サイトを作っていますが、ここで特におすすめのルテインサプリメントを11種類紹介しています。
私が体感的に最も疲れ目に改善が見られたのは、ひとみの専門店「朝のルテイン&プラセンタ」というサプリ?というよりゼリーでした。
これは上質なルテインが40mgも含まれていて、更に吸収されやすく水溶性のゼリーなので効果も見えやすく、本当におすすめできるルテインサプリです。
でも、正直に言いますと、値段が高いのです・・・。
定期購入しても1ヶ月6000円以上かかってしまいます。
効果は高いですから、そのくらいの出費を目の為にしても良いと考えられる方にはおすすめできます。
例えば、私達の日常生活においては、ドラッグストアなどで気軽に買えてしまうサプリメントって、身近ですし買う事も簡単ですよね。
DHC、FANCLなんて言うのはその代表格かもしれません。
どちらも内容はとても良いですし、私自身がそれなりに効果を実感できたサプリですので、おすすめできるルテインサプリではあります。
でも今回おすすめしたいのは、純粋に沖縄県産の素材に拘った「一望百景」というサプリメントです。
他のルテインサプリが海外のマリーゴールドからルテインを抽出しているのに対して、あえて沖縄県産「千寿菊」に拘ってルテインを抽出。
他のサプリがベリー系からアントシアニンを抽出しているのに対して、沖縄県産の県外へ持ち出す事が出来ない、あの貴重な「紅いも」からアントシアニンを抽出しています。
しかも、紅いもの葉っぱにはルテインも豊富に含まれており、「千寿菊」+「紅いもの葉っぱ=カンダバー」から抽出する上質なルテインを20mg配合しています。
そして最もおすすめしたい理由が、そのお値段です。
定期コースで月1620円、1日あたりにすると54円なんですね!
これを冷静に考えますと、FANCLよりも安いんですよ!
実際に効果を体感するのは人によって差があるでしょうけれど、私の場合は色々なルテインサプリを試している状況においても、2~3日程度で「あ、なんか疲れにくくなったかな」と感じました。
今の時点で私が最もおすすめしたいルテインサプリを1つだけ選ぶとしたら、この「一望百景」をおすすめします。
ルテインサプリとして、イメージとして「ワンダーウーマン」的な異端者サプリメントですが、体に優しくて強い、良いサプリメントです。
但し、感じ方というのはそれぞれ違うはずですから、お手軽なところではコンビニやドラッグストアで購入できるものと試して、それから「一望百景」を試されても良いと思います。
解約もマイページから簡単に出来ますので、合わないと思ったならばやめれば良いのです。
目の疲れやつらい肩こりに関連した成分
同じように優れた成分にアスタキサンチンもあり、目の機能維持に深く関わっているのが抗酸化作用です。
健康対策で注目されているビタミンEも抗酸化作用があることで有名ですが、そのビタミンEの500~1000倍とも言われていますので、非常に優れた成分であることが分かります。
疲れ目だけでなくほかの症状もある時には、その症状を緩和してくれる成分が含まれているかをチェックします。
肩こりの場合には疲れ目が解消されると楽に見られるようになって血流が改善されますので自然と良くなることが多いのですが、ドライアイの症状も現れているのならEPA・DHA、ヒアルロン酸、コンドロイチンなどが有効な成分になります。
眼圧が高めの人にはイチョウ葉エキスが効果的ですので、それぞれの症状に合わせて選ぶようにしましょう。
疲れが蓄積されないうちに早めに対処すれば、有効成分がすぐに効いて辛い症状を楽に改善できますので、我慢せずに積極的にサプリを取り入れることが大切です。
何よりも大事なのは、日常の生活の中にこのような対策を組み入れてしまうことで、体質そのものを改善していくことではないでしょうか。
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